
ServAssure®高度パフォーマンス管理
DOCSIS®ネットワーク監視とパフォーマンス管理
ARRISの受信ネットワーク管理製品により、エンドツーエンドでサービス配信環境全体を可視化することができ、顧客体験に影響するほぼすべての問題に迅速に対処して、加入者に影響が出る前に問題を食い止めます。
仕組み
ARRISの受信ネットワーク管理ソリューションは、高性能ソフトウェアとブロードバンドおよびビデオサービス配信に関する当社の深い専門知識とを組み合わせ、サービスプロバイダーがパフォーマンスの問題を防ぎ、解決するために、データの力を十分に活用できるようサポートします。まず、お客様のネットワーク、フィールドサービス、加入者に関する重要なパフォーマンス情報を収集し、一元管理して組織やアプリケーションが利用できるようにします。そしてより詳しい解析のために人工知能プラットフォームを提供し、DOCSIS®ネットワーク条件とサービスの質に関する主要な洞察を利用できるようにして、正当な意思決定や賢明な投資に役立てます。
ARRISの受信ネットワーク管理の製品ポートフォリオには次のようなものがあります。
- ServAssure®アラーム・セントラル - 既存もしくは起こり得るサービス障害を自動的に特定し、優先順位付けを行います。
- ServAssure®アドバンスト - DOCSISネットワーク監視とパフォーマンス管理
- ServAssure® NXT - DOCSIS3.1ネットワークとデバイスのサポートから始まる次世代のServAssureプラットフォーム
ServAssure高度パフォーマンス管理は、受信ネットワーク管理ソリューションのARRIS受信ネットワーク管理スイートのモジュールです。特にDOCSISの包括的なネットワーク管理のために設計され、サービス品質と顧客体験の改善を意図しています。
- ネットワーク構成要素(CMTS、CPE、eMTA)の監視を通じて、DOCSIS IPサービスが確実に機能するようにします。
- サービス品質(QoS)、RFパフォーマンス、帯域幅の消費、盗用、その他の事象についてレポートします。
- リアルタイムでの監視とアクションツールで、サービスのトラブルシューティングと解決をサポートします。
- モバイルUIにより、技術者が自分の電話を使って出生証明書を作成したり、加入者宅を出る前にサービス状況を確認できます。
- 事業者はウェブサービスを通じて、あるいはデータベースを通じてバルク単位でネットワークにアクセス可能
- QoSビューにより予防的なメンテナンスのニーズを把握でき、積極的なプラント管理が可能になって、顧客満足度が上がり、余計な操作を省いて操業コストの削減につながります。
詳細
注:仕様は予告なしに変更される場合があります。
ServAssureアドバンストは、ブロードバンド・ケーブルネットワーク向けに最高品質のソリューションを提供します。 何百万ものデバイスを監視でき、最高水準のパフォーマンスと可用性を保証します。ServAssureアドバンストはDOCSISトラフィックとコネクティビティを相関付けて分析し、顧客体験とサービス品質、可用性を独自に測定できます。
ソリューションのコンポーネント
統合型ネットワーク制御と分析
ServAssureアドバンストは、新しいIPサービスの展開を迅速に行う一方で、ブロードバンドサービスのプロバイダーがCableLabs® DOCSISサービス、帯域幅、ブロードバンドネットワーク上のデバイスの管理と制御をを可能にするアプリケーションのスイートです。特許取得済みの「finger-printing(指紋)」と正規化技術を駆使して、ServAssureアドバンストは、複数のベンダーに対応するデータ収集機能一式を備え、複数のDOCSIS規格をサポートします。ServAssureアドバンストは小中規模のMSO向けホストサービスとしても利用可能で、ネットワークおよびDOCSISデバイスを監視する総合的なソリューションのほか、フレキシブルで効率的な加入者体験の追跡を可能にします。しかも、ハードウェアの先行投資はほぼ必要ありません。
お客様が直面している課題に対応するアプリケーションとプラットフォームオプションをお選びください。特定のニーズに沿ったカスタムネットワークと受信ネットワーク管理ソリューションの設計が可能です。以下は、利用可能なServAssureアドバンストのモジュラー・ソフトウェアの概要です:
DataAssure - DOCSISネットワークの監視、不具合やパフ ォーマンスの報告を行い、予防メンテナンス作業に関する専門家の推奨を独自に提供します。DataAssureのX線サービス分析機能は、DOCSISカスタマープレミス機器(CPE)、サポートするインターフェース、ケーブルモデム終端システム(CMTS)に関するリアルタイムのデータや履歴データを提供することで、顧客の問題を区分けして解決します。
DataAssureはDOCSIS 3.0と以下のネットワークおよびデバイスのサポートを含み、これらの機能によって、より効率よく効果的なDOCSIS® 3.0インフラ管理を可能にします。ビジネスルールの簡素化が含まれます。市場でより優れた機敏性を貴社に提供し、新たなサービスの機会や装置(CPE)、サポートするインターフェース、ケーブルモデム終端システム(CMTS)をいち早く活用できるポジションに位置付けます。
DataAssureは、ビジネスルールの簡素化を含みます。市場でより優れた機敏性を貴社に提供し、新たなサービスの機会をいち早く活用できるポジションに位置付けます。
VoiceAssure - 初期ネットワーク分析と最適化から継続的な障害およびパフォーマンスの管理、容量計画にいたるまでの完全なVoIPサービスライフサイクル管理ソリューションです。
帯域幅利用レポーター - 正確にDOCSIS CPEを識別および報告し、ブロードバンドの消費を分析します。
トポロジー・ライト - 加入者とトポロジーに関する情報をServAssureアドバンストのインフラ上に重ねることで、それぞれの顧客体験に対する高度な見識を提供します。
ServAssureアドバンスト・プラットフォーム・オプション - 統合型のServAssureアドバンスト製品スイートのDOCSISおよびPacketCable™ネットワーク制御・解析機能を補完する目的で開発されました。
弊社がお手伝いできること
- カスタマーサービスへの問い合わせ件数の低減
- 顧客に影響するプラント関連の問題を未然に解決
- 技術者の出張 サービス件数の削減
- オンタイムのパフォーマンスと技術者訪問の質の向上
弊社の仕事の進め方
ARRISは、ソフトウェアソリューションができる限り質の高いものとなるよう、開発オペレーション(DevOps)のアプローチを活用しながら、新しい機能や性能の投入までの時間を短縮しています。製品開発のライフサイクルを通じて常にコミュニケーションを欠かさない環境を培うことにより、DevOps チームは問題を迅速に特定、緩和、診断、克服するための支援を行うとともに、現場での故障率を大きく低減させ、顧客への影響を最小限にとどめます。このアプローチの一端として、さらに弊社のマネージド・リリース・プロセスによって、一貫して新機能を導入し、開発プロセス中に顧客からのフィードバックをソリューションに盛り込むことができるよう、実装前に実環境のもとで弊社のソフトウェアの厳格な試験を実施しています。
技術トレーニング - ARRISトレーニングカタログでServAssure上級トレーニングを参照してください。